お知らせ
2022.01.25
I Love しずおか協議会 新年ご挨拶
1月25日(火)、当協議会で新年会を予定していましたが、
新型コロナの蔓延により、残念ながら中止とさせていただきました。
以下に、会長挨拶、および来賓からのお祝辞を掲載させていただくことで、
新年会と代えさせていただきます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
I Love しずおか協議会
会長 沼田千晴
((協組)静岡専門店会 副理事長)
新年あけましておめでとうございます。
会員の皆様には、日ごろから協議会の活動に多大なるご理解とご協力を賜りまして心から御礼を申し上げます。
穏やかな新年を迎えたのも束の間、あっという間にオミクロン株の猛威に曝される日々となってしまい、残念ながら1月に予定していました、おまちクリーンキャンペーンと新年会は延期することとなりました。
皆様のおまちを良くしたい、おまちの活動に協力したいという思いが通じ、早くコロナウイルスが収束しいつもの活動が再開できる事を切に願っております。
協議会は今年の5月で10周年を迎えます。この10年間の多くの活動が実を結び、協議会の認知度はもちろん、おまちの活動の旗振り役として、なくてはならない存在感を示すことができるようになりました。
まちづくりにゴールはありません。変化する市場や環境を捉え、一歩一歩しなやかに進んで行くことが大切だと思っています。
また、来年の1月から嵐の松本潤さんが主人公のNHK大河ドラマ「どうする家康」が放送される予定です。加えて現在建設中の静岡市歴史博物館が駿府城内に同時期にオープンします。
家康が幼少期と晩年を過ごしたこの静岡が今まで以上に全国に注目を浴びる絶好のチャンスが訪れようとしています。
静岡市では官民連携した活用推進協議会が発足し、1年かけて準備を進めていきます。
I Loveしずおか協議会も構成団体のひとつとして参画し、一翼を担わせていただきたいと思っております。
私たちは、今川、徳川から現在まで500年以上続くこの静岡の城下町を、昔話として語り継ぐだけでなく、現実に活き活きと成長するリアルな「おまち」として後世に引き継いてゆく使命があると感じています。会員の皆様と共に盛り上げていこうではありませんか‼
これからのご支援とご協力をお願い申し上げ、新年のあいさつとさせていただきます。
静岡市長 田辺信宏 様
謹んで新年の御挨拶を申し上げます。
また、日頃より市政に対し格別な御理解と御協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
昨年は、夏場の感染拡大の第5波を迎え、本市を含む静岡県全体に緊急事態宣言が発令される事態となりました。年が明け、現在第6波の感染拡大により、今なお新型コロナウイルス感染症に立ち向かわなければならない状況にあります。
本市では、「“生命(いのち)”を守り、“生活(くらし)”を取り戻す」という方針のもと、感染拡大防止と社会経済対策に、予算の重点配分を行ってまいりました。
本年も引き続きこの方針に基づき、ワクチンの3回目の接種を円滑に進めていくとともに、感染状況を見極めながら、賑わいの回復と消費促進の相互連携による相乗効果を図ることで、社会経済活動の活性化を図っていきたいと考えています。
さて、I Love しずおか協議会は、今年の5月をもって設立10周年を迎えることになります。「オールしずおかで“おまち”を元気に!」をスローガンに、個人、企業、商店街、団体、行政が一丸となって、この10年間、様々な取組を実施し、連携を深めてまいりました。特に、このコロナ禍においては、「冬しず」の取組として、葵スクエアでの「絆」をテーマにしたフラワーベアの設置や青葉シンボルロードでのフラワーイルミネーションの実施、さらには静岡駅北口地下広場「しずチカ」を活用したフラワー装飾の設置による「冬しず」と「しずチカ」のコラボプロモーションなど、賑わい創出に向けた取組を積極的に進めていただきました。
同協議会では、昨年、森 前会長の想いを受け継ぎ、新たなリーダーとして沼田会長が就任されました。新体制のもと、次なる10年、さらにその先の将来を見据え、今後はアフターコロナを見据えたニューノーマルへの対応やさらなる関係者間の連携強化、設立当時の想いを次の世代へとつなぎ、“おまち”のファンを増やし続けていくことが必要となります。
本市では、来年度、第3次静岡市総合計画の8年間の総仕上げとして、最優先に取り組む「五大構想」の一つである歴史文化の拠点づくりにおいて、「静岡市歴史博物館」がグランドオープンを迎える予定です。
本市といたしましても、この新たに誕生する“おまち”の魅力を最大限に活かしながら、今後も同協議会の皆様と連携を図り、全国、全世界から多くの人が訪れ、憧れを感じ、静岡市民が誇りを持てる持続可能な都市づくりを進めていきます。
結びに、I Love しずおか協議会のさらなる御発展と会員の皆様の御健勝を心よりお祈り申し上げまして、新年の挨拶とさせていただきます。
静岡商工会議所 会頭 酒井公夫 様
明けましておめでとうございます。2022年の新春を迎え、皆様方のご健勝とご繁栄を心からお祝い申し上げます。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大に十分注意しなければならない状況が続いており、先行きが不透明な状況となっております。この長引くコロナ禍は、国民の生活や企業の経済活動に大きな制約を与えていますが、一方でチャンスと捉えることが出来る副産物も数多くあるのではないかと考えております。
中小・小規模事業者の皆様も、こうした変化に対応しなければならず、結果的に現状維持ではなく、新事業へ挑戦するきっかけになっているということです。
国・県・市において多くの支援策は、今後、事業の維持から新しい取り組みへと軸足を変えていくものと考えられます。また、働き方や経営課題の解決において、新たな選択肢が増えたということもあげられるかと思います。具体的には、テレワークや時差出勤等により、従業員のライフスタイルに応じた働き方の自由度が高まりました。こうした取り組みは、生産性の向上や優秀な人材の確保にもつながると考えています。また、首都圏等で活躍している外部人材に、副業・兼業等により自社で働いてもらうという手法も少しずつ増えてきております。
このような既存事業の見直しや、働き方の見直しなどに共通するものとして、「デジタル技術が飛躍的に進歩し、それを活用できるようになった」ということがあります。
デジタル技術の恩恵は、規模や業種・業態を越えて受けられるものであり、地域とサプライチェーンを支える中小企業は、今こそデジタル化を積極的に進めていただきたいと考えております。
さて、I Love しずおか協議会に設立当初から携わらせていただいている関係もあり、同協議会に関する話についても少し触れさせていただきます。同協議会は、2012年5月8日に設立いたしましたので、本年5月には設立10周年を迎えることとなります。「オールしずおかで、おまちを元気に!」を合言葉に、この10年間、おまちの活性化やにぎわいづくりに努めてまいりました。シンボルイベントである冬のにぎわいづくり「冬しず」事業では、冬の風物詩にもなった青葉シンボルロードイルミネーションや、 スケートリンク、メリーゴーランドといった、人を集めるための仕掛けづくりも行ってまいりました。
近年のコロナ禍では、単に集客効果のみを追い求めるのではなく、3密を回避しつつ、にぎわいを作るという相反する事柄に取り組まなくてはなりません。まさに、変化への柔軟な対応と新たな発想による取り組みが必要とされています。幸いなことに同協議会には、インターンシップ事業にも力を入れていて、市内の大学生や専門学校生との連携構築がなされています。設立当時からいるメンバーも協議会組織同様に歳を重ねていることとなりますから、今後も同協議会が存続していくためにも、若者の力をぜひ活用していただきたいと考えています。
また、I Love しずおか協議会では、2017年から2018年にかけてインバウンド事業の一環として、おまち全域に公衆無線LANを張り巡らすといった「静岡ストリートWiFi」を整備いたしました。こちらにつきましても、当時の「外国人向け」というターゲットや、「公衆無線LAN」というニーズが、現在はどう変化しているかを見極め、新たなデジタル活用に挑戦していただければと思います。そして、現在静岡市と協調し事業を進めている、デジタルを活用した人流調査においては、おまちのにぎわい把握や効果的な経営資源配分を可能とするものですので、同協議会の基盤づくりとして引き続き進めていただければと思います。
最後になりましたが、今後も、皆様が「オールしずおか」となって、10年、20年先も活気ある“おまち”を発展させていくことを祈念申し上げまして、私の挨拶とさせていただきます。