I Loveしずおか協議会とは
中心街“おまち*”の賑わいを目指す「I Loveしずおか協議会」
静岡の中心市街地は、これまで市及び静岡都市圏の発展を牽引してまいりました。
しかし、近年は少子高齢化による人口減少や長引く景気低迷のほか、郊外店の進出などにより、中心市街地の賑わいを取り巻く状況が大きく変化しています。
このため、かつて「おまち*」と呼ばれた静岡の中心市街地が育んできたまちの賑わいや想いを更に高めることにより、魅力的なまちづくりに向けた継続的な活動が望まれています。
そこで、これまでは行政主導で行ってきたまちづくりを、今後は、個人や企業、商店街、行政などが「オール静岡」となってまちの賑わいや元気を情報発信することで、地区の価値・集客力の向上、地方経済の活性化、及び生活文化の創造などを実現していくことを目的とし、平成24年5月に「I Loveしずおか協議会」を設立いたしました。今後、多くの方々に本協議会にご参加いただき、活動を盛り上げてくださいますよう、皆様方のご協力をお願いするとともに、協議会へのご指導とご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
* “おまち”とは…
静岡では、静岡市の中心市街地を「おまち」と呼びます。
前からそう呼ばれていて、オシャレをして「おまち」に出かけるのが楽しみだった人も多いそうです。静岡特有の呼び方で、静岡弁と言えるかもしれません。
設立経緯
①まちの賑わいに変化
郊外への大規模店舗出店の危機感
商都静岡として栄えていた静岡中心市街地。社会情勢の変化によるまちの賑わいに懸念。いち早く民放4局、私鉄他中心市街地を取り込む企業等が立ち上がる。
②I Loveしずおか協議会
準備会(平成23年12月発足)
中心市街地整備推進機構として街づくり事業に取り組んでいる「まちづくり公社」のほか、中心市街地を取り巻く各企業・商店街・大型店等による準備会を発足。
③I Loveしずおか協議会
設立(平成24年5月8日)
さらにまちの質を高め、より魅力的なまちづくりの継続的な活動を目指すため、行政主導ではなく、企業(民放4局、私鉄、大型店等)・団体・商店街・行政・個人などが「オール静岡」として”元気な静岡”を情報発信する
設立趣旨
静岡の”おまち”が好きな企業・団体・商店街・行政・個人などが集まり、みんなでまちのにぎわいや元気を育て、情報発信していきます。静岡の”おまち”を取り巻く経済や環境の変化に危機感を持って目的を共有し、まちの関係者が一緒になってまちづくりに取り組みます。

理念
「おまち」は県都静岡市の中心として、歴史的な役割や顔としての役割を成してきましたが、時代の欲求は新たな存在価値としてのまちづくりを求めており、それに応えなければいけません。中心市街地の様々な活動主体がお互いの立場を尊重しつつも、連携し協力し、人にやさしく自然や歴史を活かした交流型のまちづくりを通し、地域経済の活性化や生活文化の創造を求め、無くてはならない「おまち」づくりを目指します。
市民の皆様、ご協力者の皆様と共に手を携え、オール静岡として未来を見据え、持続可能な魅力ある「おまち」づくりを推進することを決意します。
目標像
豊かな資源を活かした多様な活動を育むまちづくり
楽しく便利に過ごせる多様な機能をコンパクトに創造
- 来街者目的の多様化に向けて、物販機能はもとより、時間(時期を)通して、多彩なサービス機能の創造と集積を進める。
- 既存の魅力を再発見し、活かし、磨き直し、「おまち」への目的性向上と充実を図る。
人と環境に配慮した回遊性の高い都市機能の実現
- 来街者への安心と安全を提供できる街の環境改善は、条件整備として重要な位置づけとする。
- 多様な来街者への便益性と中心市街地の全体最適を図るため、街なかアクセスの向上策を推進する。
情報の発信力と共有化による協力者と協働の「おまち」づくり
- 街なか情報は個別の価値を尊重しつつ、共有集積による発信力価値を、目的別に創造していく必要がある。
- 中心市街地の各個別活動は、固有の価値を認めながら、連携すべきことは線で、協働化すべきことは面での活動として、オール静岡で推進する。
活動指針
出会いと集いの街「おまち」まるごと劇場の創出
街はいろいろな人々の出会いと交流の場。街は人々の晴れ舞台。朝も、昼も、夜も楽しい、コミュニティ劇場づくりを目指します。
人々に役立つコンパクトで便利な「おまち」づくり
程よい大きさの中に、歴史を大事にしながら、生活文化の向上へ向けて様々な役割の施設が集まった、住んでも、来ても利便性のある街を目指します。
みんなが参加して楽しい発見のある「おまち」の創造
今までのイベントを磨き、新しいイベントや街の演出を、多くの協力者の意見や参加を求めながら創出し、点から線へ「おまち」全体へ輪を広げ、にぎわいづくりを目指します。
人や環境にやさしい、安心安全な「おまち」づくり
自転車、自動車、公共交通等の共存を図りながら、歩く人や環境に配慮し、おもてなしの心とバリアフリーで安心して過ごせるまちづくりを目指します。
歩いて街なかを回遊しやすい便利な「おまち」づくり
街なかの界隈から界隈へ、ゆっくり歩いて快適に回遊できる環境づくりを、人々の大事な条件として整備を目指します。
新鮮で便利な情報が飛び交う「おまち」
大きな店や専門の店、街なかの催事、そして人々の役立つ情報が、常に新しい価値として発信できる街を目指します。
人の輪、人の絆が未来をつくる街「おまち」
街を愛し、街にかける熱い思い。街は人を創る。多くの人々とお互いを尊敬しながら、目標に向かい、手を携えてつくる「おまち」を目指します。
組織図
※2017年4月1日現在
幹事会メンバー
会長 | 森 恵一 | (株)日専連静岡 代表取締役社長 |
副会長 | 今田 智久 | 静岡鉄道(株) 代表取締役社長 |
久保 耕介 | (商振)七間町名店街 理事長 | |
監事 | 篠原 裕和 | (株)静岡銀行 執行役員 本店営業部長 |
顧問 | 酒井 公夫 | 静岡鉄道(株) 代表取締役会長 |
幹事長 | 村松 重治 | (株)静岡新聞社 静岡放送(株) 常務取締役 |
副幹事長 | 大場 知明 | 静岡商工会議所 専務理事 |
小林 正和 | (公財)静岡市まちづくり公社 理事長 | |
田中 清 | (株)静岡伊勢丹 代表取締役社長 | |
幹事 | 熱川 裕 | NPO法人徳川みらい学会 理事長 |
堀井 猛成 | (株)テレビ静岡 常務取締役 | |
堀内 義幸 | (株)静岡朝日テレビ 取締役 | |
稲垣 修 | (株)静岡第一テレビ 執行役員 営業局長 | |
臼井 満 | (株)大丸松坂屋百貨店 松坂屋静岡店 店長 | |
服部 功 | (商振)静岡紺屋町名店街 理事長 | |
川辺 哲 | すみやグッディ(株) 代表取締役社長 | |
野澤 弥之輔 | (商振)静岡呉服町名店街 専務理事 | |
杉山 雅一 | 静岡市文化・クリエイティブ産業振興センター センター長 | |
土井内 裕章 | 西日本電信電話(株) 理事・静岡支店長 | |
内海 克彦 | (株)ホテル小田急静岡 常務取締役総支配人 | |
沼田 千晴 | (株)政豊 代表取締役 | |
鈴木 光速 | (株)TOKAIホールディングス 取締役 | |
佐藤 壽康 | 静鉄プロパティマネジメント(株) 取締役 セノバ事業部長 | |
杉山 禎之 | 静岡市 経済局次長 兼 商工部長 | |
アドバイザー | 比留 正樹 | 静岡県静岡中央警察署 警務課長 |
しずおか"おまち"大好き大使
松村 彰久(元幹事) |
武藤 和義(元幹事) |
雨宮 潔(元副幹事長兼にぎわい創出部会長) |
村上 宜洋(元インバウンド部会員) |
成田 佳郎(元インバウンド部会員) |