お知らせ
2016.12.28
大稲埕創意街区発展協会と覚書を締結
静岡中心市街地“おまち”の活性化を目指すI Loveしずおか協議会は、このほど台湾・台北市の迪化街(てきかがい)にある民間まちづくり団体である『大稲埕創意街区(だいとうていそういがいく)発展協会』と覚書を締結いたしました。
これは、それぞれの活動エリアの活性化に向けて相互の連携と協力、情報交換や観光交流の促進を図るため、台北マラソンの実施時期に合わせて、「台湾観光・まちづくり視察団」を派遣し、現地で調印式を執り行いました。
熱烈な歓迎を受けた視察団メンバー
覚書締結調印
お互いのユニフォームを交換
記念撮影
調印日時 |
2016年12月16日(金) 13:30~14:15 <台湾観光・まちづくり視察団の派遣日程> |
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場所 | 台北霞海城隍廟 (縁結びの神様“月下老人”が祀られている歴史あるお寺) |
調印者 | 大稲埕創意街区発展協会 理事長 游 添明 氏 I Loveしずおか協議会 会長 森 恵一 (㈱日専連静岡 代表取締役社長) |
立会人 | ●静岡側 静岡市 副市長 美濃部雄人 氏 静岡商工会議所 会頭 酒井公夫 氏(静岡鉄道㈱代表取締役会長/当協議会副会長)他、30名程度 ●台北側 台北市 大同区長 林聰明 氏 台北市商業會代表者他、30名程度 |
覚書締結のねらい | (1)お互いが有するまちづくりに関するスキームや情報の取得 (2)交流を軸とした相互の交流人口拡大 (3)台湾における“静岡”の知名度向上 |
連携事項等 | (1)まちづくり全般に関する情報交換 (2)相互の文化・観光PRの実施 (3)連携イベントの実施 (4)その他目的達成に必要な事項 |
覚書締結調印式 | 1.覚書調印者、来賓(立会人代表)の紹介 2.覚書締結に至るまでの経緯報告 3.覚書調印者による挨拶:森恵一 会長、游添明 理事長 4.来賓(立会人代表)による挨拶:美濃部雄人 副市長、林聰明 大同区長 5.覚書の調印 6.お互いの団体のユニフォーム交換 7.記念写真撮影 |
覚書締結の経緯 および目的 |
当協議会インバウンド部会(部会長:酒井 公夫)では、昨年より台湾にターゲットを絞ったインバウンド客誘致に取り組んでまいりました。 2016年1月には、部会メンバーを中心とした台湾視察団を組み、台湾におけるまちづくりや観光促進の先進事例を視察するとともに、大稲埕創意街区発展協会との意見交換を行いました。 その後、3月には同協会の活動エリアから縁結びの神様「月下老人」を招き、「Love 台湾 Day @ 静岡」と題したイベントを行い、台湾に関する情報発信を静岡で行いました。また、翌4月には同協会の活動エリア内で、「Love 静岡 Day」と題したイベントを行っていただき、当地における静岡の観光情報等をPRいたしました。 こうした、継続的な相互交流を続ける中、共通の課題を抱える民間のまちづくり団体ならではの意見交換も定期的に行ってまいりました。 そしてこのたび、お互いの活動エリアの活性化とインバウンドを中心とした観光交流客の増加を目的として、覚書締結に至りました。 今後は、覚書基本合意内容に基づき、相互の有する知識や経験を共有するだけでなく、相互の知名度向上や交流人口拡大に結び付くイベント等を継続的に実施してまいります。 |
今後の活動予定 | ●2017年3月に実施される「静岡マラソン2017」の際に台湾から大勢の選手・関係者が来静されるため、これに合わせた連携イベントの企画や静岡市の認知度向上、魅力を伝えるシティプロモーション活動を行う。 ※静岡マラソンと台北マラソンが友好提携を結び本年度3年目となる。 ●2017年3月31日(金)~4月2日(日)に実施される「第61回静岡まつり」に合わせて、台北の大稲埕創意街区発展協会のメンバー・関係者が来静され、活動エリア等のPRを行う予定。 |
【参考】 両団体の概要 |
●大稲埕創意街区発展協会 大稲埕は、台北文化発祥の地として知られており、古くから台北市の発展に大きく寄与してきました。 時代の移り変わりとともに環境が大きく変化する中、ここで暮らし、働いている住民と商店街の人々は、大稲埕の人・事・物への思いを大切にするという共通ビジョンの下、まちづくりについて共に考え、議論し、行動に結び付けています。 私たちは「共存共栄」を共通の価値観とし、生活環境および地域のさらなる発展を、自分たちの力で実現するため、2016年5月『大稲埕創意街区発展協会』を設立しました。これまでも住民と商店街が一丸となって外部資源を有効活用し、連携と協力を深めてきました。これからも、アイデアで文化資産を活かし、大稻埕を文化・芸術・商業が共存する理想の街を創り、生活の質的向上と相互繁栄を目指していきます。 ●I Loveしずおか協議会 静岡の中心市街地は、これまで市および静岡都市圏の発展を牽引してまいりました。しかし、近年は少子高齢化による人口減少や長引く景気低迷、郊外店の進出などさまざまな要因により、中心市街地の賑わいを取り巻く状況が大きく変化しています。 このような変化に対応するため、“おまち”と呼ばれる静岡の中心市街地が育んできたまちの賑わいを維持することを目的に、2012年5月に『I Loveしずおか協議会』は設立されました。 当協議会では、これまでは行政主導で行ってきたまちづくりを、今後は、個人や企業、商店街、行政などが「オール静岡」となってまちの賑わいや元気を情報発信することで、地区の価値・集客力の向上、地方経済の活性化および生活文化の創造などの実現を目指しています。 |